勝者の判を押すために Heavenstampの楽曲至上主義

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Heavenstampは2009年 Sally#Cinnamon(Vo&Gt)とTomoya.S(Gt)が中心となり結成。
これまでに4枚のE.P.、1枚のフルアルバム、1枚のミニアルバムをリリース。ギターロック、ポストパンク、シューゲイザー、クラブミュージック、クラシックなど影響を受けた様々なジャンルを掛け合わせたミクスチャーロックバンドである。
英国ロックバンドBloc Partyのギタリスト、ラッセル・リサックとの共同プロデュースやUSインディの至宝Animal Collectiveによるリミックス、ロンドンのトップクリエイター集団tomatoとのMVでのタッグなど、これまで国内に留まらない活動を展開してきた。

もともとは4人組のバンドだったが、のちに現在の二人体制をとることとなり、それが功を奏し、以来楽曲の完成度は右肩上がり。Heavenstampは楽曲至上主義のもと余計な脂肪を落とし、ストイックに楽曲のブラッシュアップを図ってきた。

楽曲制作はTomoyaによる。
Heavenstampのブレーンである彼の世界観を歌詞に落とし込み、何倍にも倍増・共振させて観客に届けていく拡声器の役割を果たすのがSallyだ。

かつてSallyの歌詞は非常に個人的なものだったが、今では客観性を持たせた内容を心がけているという。ある歌詞に対し、受け手がどう影響を受けるか、そしてそれによってどう変化してほしいかを踏まえた歌詞からは、Sallyの意識が常にリスナー側にあるいうことが窺い知れる。この変化のきっかけは、Superflyからオファーを受けたことによる。自分の言葉を他のアーティストを通して発信するため、より繊細な気配りを払うようになった。そしてもうひとつ、作詞において彼女が尽力しているのはメロディーに対してできるだけ韻を踏むということ。たとえ韻を踏んでいない箇所でも、メロディーや音の高低と言葉のイントネーションの組み合わせにこだわっている。

 

【 Stand by you 】

 

 

 

【 Waterfall (Acoustic) 】

 

 

そんな緻密な計算を忘れないSallyに対し、Tomoyaは自身の大好きなサッカーに倣い、彼女をフォワードと見立てた例えをしてみせる。自身はミッドフィルダーとしてHeavenstampの全体像を見ながらゲームメイクを行い、彼女はとにかくフォワードとしてゴールを目指してひたすらシュートを放ってくれれば良いのだと。

信頼関係抜群の彼らHeavenstampの最高到達地点は常に未来にある。リリースされる最新作は、いつだって過去最高作である。しかしHeavenstampはそれに胡坐をかくことなく、さらなる高みを追求する。その研ぎ澄まされた向上心に耳を傾けてほしい。

 

Around the World

 

 

Sallyの魂の咆哮とも言えるリフレインが勇気を与えてくれる輝かしい新曲『 Around the World 』は、Heavenstampの祈りが形となった傑作だ。生活に即したシーンの切り口、そこに立つひたむきで誠実な歌詞と抒情的な旋律が聴く者の琴線に触れてくる。レコーディングにはデビュー当時からの付き合いであるBloc Partyのギタリスト、ラッセル・リサックも参加している。そんな新作を引っ提げたワンマンライブが近日中に行われるので、胸を打たれた方は現場で感動を分かち合ってみては。

LIVE info

4/15(金)渋谷eggman
《約一年半振りのワンマンライブ。ba.なかむらしょーこ、dr.Uを迎えてのバンドセット》

《SallyとTomoyaによる二人編成のアコースティックセット》
3/26(土)渋谷HOME
4/5(火)大阪南堀江knave
4/9(土)仙台Space Zero
5/20(金)渋谷club乙

 

 

また、Heavenstampは4/16(土)アナログ7inch「Stand by you-80KIDZ remix,Decadence-Animal Collective remix」をレコードストアデイよりリリース。こちらも併せて要チェック!

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その他最新情報はHeavenstampオフィシャルウェブサイトまたはTwitterを参照するように!